ねこ哲の思考メモ

気づきや日常をメモしていく。後に思考を整理するために。

木のように幹を太く、根を深め、そして葉を広げていく学び方

木のように幹を太く、根を深め、そして葉を広げていく学び方

 

これが、最も良い学び方であると感じている。一本の一貫したものを掘り下げていく、そうして、掘り下げていきながら、そこに付随した知識をそれまでの知識と結びつけていく。

 

学びには一貫したものが大切だ。散逸的に、つまりはばらばらに学習していこうとすると、とても効率が悪く、身につかないんだ。関連性の薄いこと、例えば、将棋とポーカー、麻雀を同時に勉強してもなかなか上達しない。将棋とチェスなら多少は関係性があるかもしれない。

 

しかし、もっと良いのは、将棋に関連したことを学び続けること。詰将棋だったり、将棋に関わる人だったり、将棋の歴史だったり、将棋の実力という軸を磨きながら、それに関連することを学んでいく。

 

普通は無意識的にこう学んでいるはずなんだ。一本の自分の興味があることを軸に、広がっていくような学び方。こうなってくると、興味が興味を呼んで、モチベーションも湧き上がり、そして、実力も増していく、そして、その中で創造性が発揮され、新たな手を生み出していくことができるだろう。

 

今の自分は、こう学べているのかどうか疑問なのである。どうしても、散逸的な勉強になっている。発散的になっている。そして、興味を失っていく。肝心な幹がない。枝葉部分に学びが集中してしまっている。だから、いつまでやっていても、自分に基礎が無いような、そんなもやもやした気持ちになってくる。

 

これを打破していくためには、1つずつ整理していくしかない。1つずつだ。今、自分が持っている知識はバラバラなんだ。整理してつなげていく。そして、掘り下げ、広げていくように理解していこう。

 

今の研究室、これを単独でやっていかなければならないと感じている。しかしだ、これは、今の研究室が悪いわけではないんだ。もともと、こういうものなんだ。学問ってさ。

 

学問ってバラバラな知識をまとめるもんだ

 

未知なる領域を開拓していくには、手探りながら、バラバラな知識を集めてみて、整理して、そこに体系化を行なっていく必要があるだろう。だから、もともとはこういうもののなんだよ。

 

うまくいかないとか、自分がなんとなくいけていないなって感じるのを、何か外が原因であるように考えてしまってはいけない。ただ、別に自分が悪いとか、自分が悪かったとか、そういうわけでもないんだ。

 

上手くいっていないからって、自分や環境を責めるこたぁない。

 

ただ、今までは自覚していなかった。気づいていなかった。それだけなんだ。それに、気づくことができた。

 

別に自分が悪かったわけではない。ただ、良いやり方、うまいやり方に気づいていなかったんだ。

 

木のように知識を太くし、深め、広げるこの自覚を大切にしていこう。