ねこ哲の思考メモ

気づきや日常をメモしていく。後に思考を整理するために。

ヤンキー達はなぜ、同じようなファッションに行き着くのか

僕が最近感じている疑問は、

ヤンキーやDQNと呼ばれる人種は、なぜ皆同じようなファッション、言動になるのか

という疑問である。

彼らは、若干の個体差があるものの、かなり似通った行動をする。

スピードが好き
暴力をふるう
群れる
騒ぐ
髪の色を染める
B系のファッション
バイクに乗ると、やたらと音を出す


そう。まるで、ネコという動物は、世界のどこでもネコらしく振る舞うことと同様に、DQNと呼ばれる人種は、どこでも同じようなファッション、価値観を有しているのである。


これは、人間というものがある原始的欲求を有していて、それが極端に強調されたものがヤンキーやDQNという人種なのではないかとさえ感じる。


いわゆる理性というものが、ほとんど働いていない状態の人間。快楽を求め、仲間で群れ、周りに迷惑をかけ続ける。


これは本当に不思議だ。DQNやヤンキーは、ほとんど全国的に同じようなファッションであり、行動パターンとなる。

キリスト教のように、こうするべきであると布教して、dqnのスタイルが広まったいるわけではない。


彼らは、自分が特別でありたいというアイデンティティに突き動かされているのであろう。


だから、一般的なファッションを避ける。中高生のヤンキーは、まともな制服を避ける。で、その避けた先はみんなたいてい同じようなヤンキー系ファッションになる。


一度、まともなスタイルを辞めてしまうと、もう戻ることは難しい。彼らはまともなスタイルをダサいと言って、避ける。


この思考のパターンが、どのヤンキーでも共通していて面白いなーと思う。


彼らは特別な存在であろうとするが、ヤンキーというくくりでみれば、全国的に同じような価値観を有する個体となっていることに。


だから、彼らを理解することは比較的容易だと思う。常識というフィルターをかけて彼らを見てしまうと、全く彼らは常識を逸脱する不可解な存在であるように見えるかもしれない。


しかし、人間の本能的な側面から眺めて見ると、彼らは本能に対して従順に、その本能の思うがままに生きようとしているのがわかる。