ねこ哲の思考メモ

気づきや日常をメモしていく。後に思考を整理するために。

拡散的な学習をすると学びの効果は薄い

拡散的に、発散的に勉強していくと、学ぶ効果がひたすら薄くなっていく。

 
自分の今いる研究室もそう。拡散的に研究しているので、やっていて学習効果がとても薄く感じる。
 
少なくとも、プロフェッショナルが養成される環境ではない。だが、こう、批判をしてしまうと、ネガティブな意識が残るので、この発散的な研究、勉強の利点を考えてみよう。
 
良くある話が、幅広い知識が身につくっていう表現だ。幅広いってのは、なんとなく幅広いって感じているだけで、実際の広さはわからない。そして、幅広くやっていても、相互に関係がないのであれば、理解を深めることが難しい。
 
別に幅なんて広くない。そこに気づかなければ、そこで、他の研究室を引き合いに出していってはならない。と、結局否定的な見方が入ってくる。
 
人生は発散的である。人に自由を認めると発散的になる。アイデンティティを確立したがる。人の真似は嫌がる。自分は自分だと、自分のことを特別に思いたがる。
 
これと同じ図式が、今の研究室でも起こっているわけだ。まぁ、発散的だと、学習効果が薄れるし、自分の研究の深みは出づらくなってくる。良いことってなんだろうか???
 
企業もある程度成長してくれば、やや発散的に多角的な経営を行っていく。それと、研究室はスケールが違いすぎるわけだ。お互いに牽制する意識も出てくるだろう。見栄やプライドも働きやすくなる。
 
つまりは、発散的な環境下では、自我が良く育っていくってことだ。