What is the most important subject to learn English?
英語を理解するのに重要な項目は、動詞と名詞であることは、想像に難くない。
ここでいう名詞とは、どのように主語を決定していくかである。
We fabricated this machine for the measurement.
This machine was fabricated for the measurement.
これは、同じ意味を表すが、しばしば研究英語においては、後者の表現が好まれる。研究英語では、weという抽象的な人物主体を避け、具体的な人名か、無生物が主語になる表現が好まれる。
研究英語では、その多くが無生物主語である。
そして、その無生物主語の中でも、日本語で〜数とか〜の数といった表現は要注意したい。英訳しようとすると、日本語で、例えば光子数とか、電子数とか、名詞にとりあえず数をつけてみて、その数が増加したとか減少したという表現を、我々は用いてしまいがちである。
例えば、The number of electrons has decreased by recombination. 電子の数が再結合により減少した。
これは、Almost electrons has dissapiared by recombination. ほとんどの電子は再結合により消えた。
上の2つの文では、ニュアンスそのものは異なるものの、下の文において形容詞を調整すれば、もともと意図していた文を表現できるだろう。
名詞の使い方を意識して、文を短く、スッキリとまとめていこう。