5年前に書いたブサイクに関する記事のコメントが荒れていたから、見解を示す。
https://suware.hateblo.jp/entry/2013/05/20/192733
5年前に書いたこの記事、コメント欄がとても荒れていたので、そろそろ僕の見解を示していきたい。
まずは、コメントを頂いた方々、読んでいただいた方々へ感謝の意を示したい。
ここからは、なぜ僕が5年前にブサイクに関する記事を書いたのか。そして、そのコメントに対して、何を感じているのかを述べていく。
なぜ僕はブサイクに関する記事を書いたのか
ネットでは、ライフハック系の記事はゴマンとあるが、どれもこれも内容や書き方が似ていて、なかなか心に突き刺さるようなものが無かった。
〜しましょう。 〜になるためのポイント。 〜するコツ。
まぁ、実践的なものも中にはあるものの、なかなか真剣に受け止めて実践してみようという気にはならない。
なんか役に立つものがあればいいなぐらいの程度で眺める程度である。
〜しましょうとか、ポイントを羅列するだけのような間接的な伝え方ではなく、語りかけるような口調で、コンプレックスを刺激しながらも、伝えたいことをお伝えするというのはどうだろうか? と考えてみて、書いてみたのが
「自分をブサイクだと思う人ちょっとそこ座れ」である。
Q. なぜ、ブサイクをテーマに記事を書いたのか?
A. それは、「笑顔」の大切さを伝えたかったからである。「笑顔」は、ブサイクであろうとなかろうと、生きる上でとても特別なことなんだ。
笑顔を意識するだけで、魅力がグンと増す。そして、自分に自信がない人は、やはり「笑顔」が少ない傾向にある。だから、自分に自信がない人=自分をブサイクだと感じている人に「笑顔」の大切さを知るきっかけになればと思って記事を書いた。
コメントの中で、ブサイクが「笑顔」をしても気持ち悪いだけという意見も複数あった。
確かに、笑顔に慣れていない人は、いきなり笑顔をやっても上手く笑顔が作れない。
笑顔を作るにもトレーニングが必要なんだ。
良くニコニコ笑う人は、素晴らしい笑顔が作れる。
良い笑顔を作るには、表情筋のトレーニングが大切だ。ちょっと笑顔をやってみて素晴らしい笑顔ができないのは当然なんだ。
本当に素晴らしい笑顔ができるようになるには、意識してトレーニングして、10年かかる。
それでも、コツコツコツコツ、ふとした時にニッコリ笑顔になるように心がければ、必ず良い笑顔ができるようになる。やった分だけ確実に良くなる。筋トレなんだ。
コメントでは、ブサイクが笑顔をしても気持ち悪いとの意見が多かったが、だいたいは実際、ろくに笑顔になる習慣がなく、いつもムスッとした仏頂面して、そいつが、鏡見て引きつった笑顔をしてみてもそれは気持ち悪いだけだ。
そこで見切りをつけるところも悪い癖なんだ。
コメントの中で、「こいつは本当のブサイクの気持ちをわかっていない。」というコメントも多かった。
すまん。わからない。
本当のブサイクの気持ちってなに?
自分は、実は、幼少のころからブサイクと呼ばれてきて、まず女子からは常にキモいと罵られてきた。友達からも女子がいる前では他人のフリされたことだってある。コンビニの女性の店員さんですら目もほとんど合わせてくれないんだ。本当にブサイクであることを痛感してきた。
書き手の僕がこんなエピソードでも語れば良かったのかな?
共感して、わかる。わかるゾー。そうだな、辛かったんだな。俺もそうだったんだよ。
そんな傷の舐め合いを求めているのかい?
そんな経験の先に、「本当のブサイクの気持ち」を理解できると思ってる?
まぁ、「書き手の経験や資格」に対して敏感になる人がある程度いるのはわかる。「わかっていないのに書くな」とか、「こいつは何もわかっていない」とか、そういちいち指摘をしたがる人。別に書く方に資格なんていらないし、駄文なら読まれないだけなんだ。
また、逆に考えてみることもできる。作者が、わかっていないから書いていると。
書いてみてわかることもある。発見の連続だ。
僕も、ブサイクに関しては、記事を書いてみてはじめてわかることが沢山あった。
コメント欄には、多くの生のコンプレックスを本音で語ってくれているコメントが集まり、宝の山だと思っている。
コメント欄のユーザーで結託して、僕を叩くのも良いだろう。僕の記事には、共感できなくても、僕を叩くコメント同士では共感がある。それでも良いじゃないか。
結果、ブログを訪れたことで、今まで真剣に考えることのなかった自分のコンプレックスに関して、考える時間があったなら、それは素晴らしいことだ。
怒りの駆動力はすごいものがある。ブログの叩きコメントに関して言えば、わざわざはてなの捨てアカウントを用意して、暴言を書いているんだろう。その労力に感謝を払いつつ、ぜひ、笑顔を作ることにも力を注いでいただきたいものである。
99人に叩かれても1人にとって何か気づきがあれば最高だ。
ブログを書くときはそんなつもりで書いている。
未熟ながらも、何か伝えられることがあって、伝わったのなら、それは本望だ。
ブサイクの記事に関して、「スッキリした」とか心が晴れたとか読んで良かったという大変ありがたいコメントもいただいた。
大変ありがたいことだ。
人には、伝わるタイミングがある。今は、クソブログこのやろうと思うかもしれないが、いつか、ふと出会った時、何か違った感じ方があるかもしれない。
相変わらず「クソだ」と感じたら、大いにコメント欄を荒らすと良い。
でも、笑顔を作ることが少しでも習慣になって、心も前向きになっていれたら、それは最高なことこの上ない。
真のブサイクとは、表情がブサイクであり、心がブサイクな人のこと。表情が美しくなれば、心が美しくなり、顔も徐々に美しくなる。
表情の効果は、年が経てば経つほど如実に効いてくる。ムスッとした人は、特徴的なシワが顔に残り、やはり老けて見える。いつもスマイルな人は、若々しく見えるんだ。
笑顔の効果がどれほどのものか、よーく周囲を観察してみると良い。
最高の笑顔で心に太陽を。
学び足りない人は、是非こちらも参考にして欲しい。
正直でいることも、とても大切なんだ。
自分に正直であれ。