ねこ哲の思考メモ

気づきや日常をメモしていく。後に思考を整理するために。

空気が読めない人 ~ちょっとそこ座れ~

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空気が読めない人

 

ちょっとそこ座れ。

 

自分が空気が読めないという自覚がない人、空気が読めないことに困っていない人はこれより続きを読んでも時間の無駄だ。

すぐに下の出口から、他の有意義な記事を読みにいくといい。

 

 

【出口】

はてなブログ

 

 

 

さて、ここまで読み進めているのは、「空気が読めないで困っている人」のみとして話を続ける。

 

あらかじめ伝えておくが、ここから先を読んだところで、すぐに空気が読めるようになるわけじゃあない。コミュニケーションにおける長年の習慣もあるから、そんなすぐに解決できるようなもんじゃない。

 

が、もしかしたら、何か解決につながるヒントがあるかもしれない。

あまり期待もせず、気楽に読んでみるといい。

 

空気が読めない人は、他人とのコミュニケーションで躓くことが多いという自覚があるだろうが、それは何故かわかるかな?

 

空気が読めない人は、コミュニケーションにおいて会話の流れがわかっていないから、躓くことが多い。

 

会話の要素としては、以下の4つがある。

 

・会話のルール
・会話の流れ
・他人の思考
・自分の思考

 

会話のルールは、大前提として、他人の気分を害さないことをルールとする。

 

 

他人の気分を害しても構わないぜ!俺には俺のルールがあると信じる方は結構。そのまま自分の道を貫くと良い。

 

他人の気分を害さないコミュニケーションに重要なことは何か。それは、他人の思考を乱さないことである。他人の思考を乱さないようにするには、会話の流れを意識することが重要だ。

 

コミュニケーション上の所作や振る舞い(相槌をうつとか、相手の意見に同意する)に関しては、コミュニケーションのハウツー本に任せるとして、ここでは、どういうパターンで人は他人の思考を乱すのかに関して焦点を当てていく。

 

 

最近の消費税の増税周りのニュースに関しては、賛同しかねる部分がある。政府がキャッシュレス社会を推進したいのもわかるが、業界との調整が極めて困難な事案だ。

 

 

 

今、君の思考は乱された。コイツ何言ってるんだ?と。それまで偉そうに当たり前のようなことを語ってきた割に、なんなんだ?と。

 

 

 

ブログだろうと、会話だろうと、万物流れは存在する。

 

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人の思考も連続的だ。話題を理解しようとすればするほど、その話題の流れが頭の中にできている。

 

だいたいの場合は、それぞれの人の思考は、流れに沿うんだが、「思いつき」や「感情の乱れ」が起きて、ズレたことが頭に発生する。

 

自分が思いついたことや感じたことを、求められていないタイミングで、会話に投下すると、会話の流れが乱れ、他人の思考が乱れ、他人の気分を害する。

 

要は、思いつきや感じたことを、むやみに会話で言うなということ。会話の流れがわからないときは、黙っておけばまずは問題ない。

 

発言を求められたタイミングで発言するようにするだけでもかなり改善する。

 

こんな当たり前のこと、できていない人はできていない。

 

なぜできないかというと、「思いつき」というのが厄介で、多くは、自分で良いことを思いついたと感じて発言してしまうからだ。

 

自分で良いことを思いついたと感じて言ってしまうこと

言いたいという感情から、会話の流れを意識せず言ってしまうこと

 

ここのあたりを気をつけることで、だいぶ傍から見たときに、「こいつ空気読めないやつだ」とは思われなくなる。

 

言いたいことも言えないこんな世の中は 〜POISON〜

 

自分が言いたいことは、他人が聞きたいことではない時もある。

空気が読めないと思われているような人は、他人が聞きたくないような発言が多いから、空気が読めないと扱いを受けてしまっているんだろう。

 

言いたいこととか、思いついたこととか、あんまり言う必要無いんだよ。

 

そんなに人にすごいって思われたいの?

 

すごいこと思いついた俺すごいみたいなこと、心の底で考えて発言してんじゃないの?

 

そんなのやめちゃったら良いんだよ。

 

思考を捨てる・発言を捨てるということもとっても大事なこと。

 

本当に良いことやアイデアは、捨てた後、また湧いてくる。

 

話を野球に例えると、空気が読めない人は、ゲッツーが多いバッター

 

それまでチームで溜めたランナーを殺し、チャンスを消す。

それなら三振した方がまだましすらある。

 

野球のプロだって打率10割じゃないんだし、自分の発言だって、そんなに打率は良くないってこと自覚しなきゃ。

 

空気が読めない人がいると、その人が10回発言した時、5,6回は場が凍るだろうね。会話に関しては、凡打が1割でもあると致命傷だ。

 

凡打を減らすには、打数を減らす(口数を減らす)というのも、とっても大事。

よーく場を観察して、イケる!と思ったタイミングだけ、発言すれば事故率はぐっと下がる。

 

まずは、会話の流れを意識してみよう。

 

会話を観察して、他人の思考を乱さないように、心がけてみようか。

 

 

人間明日からいきなり変わることは難しい。だが、心がけはできる。

 

何回も忘れるかもしれない。うっかりやっちまったとなるかもしれない。

 

それでも良いじゃない。会話を上達させていくには、失敗させていくことも大事。

 

プロ野球選手の、美しい投打の影には数え切れない凡打がある。

 

本当に空気を読もうとすると、他人の思考を理解したり、自分の思考を洗練させていくことが次のステップで大切になるんだけど、そこのステップは別の記事で書いていく。

 

あなたが、少しでもコミュニケーションに対する理解が進み、他人とのコミュニケーションを恐れることが減り、楽しめる機会が増えることを願う。

 

わかったならいってよし。